Hey.comを1年使ってみての感想

およそ1年間、Hey.comを使ってみたので感想をまとめておく。 ※ほぼ同じ文章をHey Worldでも公開しているので見比べてみると良いかも。 Hey.comを1年使ってみての感想

良い点

割と短いアドレスが取得できる

まだ利用者がそれほどいなかったのか、Gmailでは絶対にとれないような短い単語のアドレスが取得でき、割と満足。そもそもhey.comというドメインが短くて気に入っている。

iOSアプリのUIが見やすい

文字のサイズ・太さから始まり、すべてにおいてクリーンなUIで非常に見やすくなっている。 アクションボタンなども洗練されているように感じ、とても好み。

Hey Worldがシンプルで良い

Hey.comからworld@hey.comに向けてメールを送ると、それを即座にブログ投稿として公開してくれる。非常にシンプルで良いと思う。ブログサービスは様々あるけれど、いろんな設定やカスタマイズがあって気が散っちゃうからね。 その点Hey Worldは設定が一切なく、「書いてポスト」だけで完了するので良い。画像の添付やCode Blockも使えるらしい。 元々Tech企業のBase Campが出しているサービスだし、これくらいはね。

悪い点

Screenerがダルい

Hey.comの一番の売りであるScreenerという機能がある。これは届いたメールをImbox(見るべきもの), The Feed(メルマガ的なもの), Paper Trail(領収書類)のどれかに振り分けると、以後同じ送信元からのメールを書くフォルダ(のようなもの)へ自動振り分けしてくれる機能。 ただ、最初はいいなーと思ってやっていたのだけれど、だんだんふるい分けするのが面倒になり、100件ぐらいたまる。。

本当に見なくてよいメールか心配になる

Screenerにより自動振り分けされて目に入らなくなるわけだが、本当に見なくてよいのか、本当は目を通すべきものが埋もれているのではないか、心配になる。

自動振り分けが送信元アドレスごとにしかできない

Screenerは送信元アドレスごとに行われる。そうすると少し困る。 例えば、楽天からのメールはメルマガだったり、ネットショッピングの領収書だったりと性質が異なるわけだが、The Feedで振り分けてしまうと、以降領収書でもThe Feed行きとなってしまう。本来は別々で別れてほしいなぁと。 Hey.com的には、後で振り分けかえれば良いから、気軽に!というスタンスらしいので意識の問題かも。

高い

$99/yearなので、決して安くない。買いきりだったら全然OK!という金額だが、毎年毎年1万円強を払い続けると考えると、うーん。。

総評

良いところ良くないところそれぞれあって、継続するかどうか非常に迷う。 Gmailより見やすいUIなのは気に入っているし、以前よりメールを見る時間が減ったのも良いこと。 あと少しだけ期間が残っているので、ラストスパートとしてまじめに使い込んでみて継続かどうかを決めたい。